空きメモリーを増やすソフトウェアは、前回お話ししたツールの他に「Glary Utilities」などのユーティリティーに含まれているものもあります。
また、常駐ソフトはそれ自体がメモリーを消費しますので、その場合、非常駐型ツールを使用します。
上記の「メモリの掃除屋さん」には非常駐型のツールも同封されています。
最近、「メモリの掃除屋さん」からMS純正のツールに乗り換えました。
非常駐型のコマンドラインツールですが、処理速度が格段に違います。
ダウンロードからインストールまで、多少の手間がかかりますが、興味のある方は試すのもよいかもしれません。
Windows Server 2003 Resource Kit Toolsに含まれる「empty.exe」というツールです。
以下にインストール方法と使い方を示します。
このリソースキットツールをDLして解凍し、さらにrktools.msiを解凍してempty.exeを取り出します。
取り出したファイルを「C:\Windows\System32」に置きます。
コマンドラインや[ファイル名を指定して実行]で、「empty.exe *」と実行するだけですが、バッチファイルを作っておくと手間が省けます。
テキストエディタで
@echo off
empty.exe *
と入力(アスタリスクの前は半角スペース)して保存、拡張子をbatにします。
(ちなみに、私は「memclean.bat」としています)
メモリー解放ツールのお陰でTradosなどの落ちやすいアプリケーションも比較的落ちにくくなりました。
では、また。
【PCの小ネタ】メモリーの掃除 その2