SDL Trados Studio 2015のダウンロードが始まりました。
仕事用のメインPCにインストールするわけにはいきませんので、サブのモバイルノートにインストールしました。
SDLさんからのメールにはインストール方法が記載されていましたが、これがまたわかりにくい。読み方によっては、2014がアクティブの状態で2015をインストールすると共存できそうに思えます。結論からいうと、共存はできそうにありません。2015をアクティブ化するためにはライセンスコードを新たに生成する必要があります。その際に2014のライセンスコードは削除されてしまいます。
訂正:複数のライセンスがあればライセンス数に応じて共存は可能なようです。ただし、上述したように2014のライセンスコードが2015のライセンスコードにアップデートされ、2014のライセンスコードは削除されてしまいます。Webサイトのライセンス情報からも削除されます。つまり、いったん2014を非アクティブにすると再びアクティブにはできないようです。1台のPCに共存させる場合は非アクティブにしないように注意しなければなりません。
ちなみに、「[アップグレード]ボタンをクリックしてライセンスのアップグレード処理を実行します。」とメールには記載されていますが、実際のWebページにはそんなボタンはなく、[アクティブ~] というボタン(忘れた)になっています(執筆時点で)。他にそれらしきボタンはないので間違えることはないと思いますが、少し不安になります。
大したトラブルもなく無事にインストールできました。
メインを2014、サブを2015にしてしばらく様子を見ます。
とりあえず、ざっと見たところでは、
- 2014と2015は同じPC上には共存はできません。
- クイックアクセスバーをリボンの下に配置できます。
- QA Checkerは3.0のままです。
- エディタにワードのオートコレクトのような機能があります。
- リボンを多用する方にはカスタマイズ機能がよいと思いますが、私はあまり使用しないので。
- 予想どおりあまり代わり映えしません。やはり翻訳会社向けに強化した感があります。
- デモ版では「評価」という機能が見えていました。翻訳会社からのフィードバック用かしら…
どれも説明会で話されていた内容のとおりで目新しい情報はありません。
明日は実際に使用して、使い勝手を試してみようと思います。サブマシンなので元々使い勝手はよくないのですが…
では、また。