昨年に続き、今年もアルクさんの『翻訳事典』を購入しました。
最近は『通訳翻訳ジャーナル』を始め、仕事関係の雑誌をよく買っています。
2005年までは定期購読などもしていましたが、それ以降全く買わなくなっていました。特に興味をそそる内容もなかったですし…
また購入し始めるようになったのは、内容が充実してきたためです。
翻訳学校や会社関連の広告が多いことに変わりありませんが、掲載される記事の中身が濃くなってきた感じです。
知り合いが多く登場していることが大きな理由であることは否定しませんが…
まあ、せいぜい私程度の贔屓目を加えたところで、今回の『翻訳事典』の掲載内容の素晴らしさに変わりはないと思います。
- 深井裕美子さんの「調べる力&専門辞書」
- 時國滋夫さんの「技術翻訳入門」
この2つの記事だけでも十分に購入する価値があるのに、
プロ翻訳者さんたちの記事の面白さ。
さらには、あの
翻訳勉強会「十人十色」
の記事まで載っています。
(蛇足ですが私の写真も小さく)
個人的には、ある記事内の
「IT翻訳者を目指すな」
の一言だけでも、この本は買いです。
いや~、掛け値なしに胸を打たれました。
色紙にしていただけたら、仕事場に飾りたいくらいです(かなり本気)。
翻訳者になりたい人の必読書とありますが、すでに翻訳者になっている人にも必読の書だと思います。
では、また。
翻訳事典2015年度版